店舗デザインから内装デザイン、店舗設計を東京港区で手掛けているデザイナー集団です。
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洋風/フレンチ/飲食店 | |
年 | 13 坪 |
東京都 港区 西麻布 3-21-3 オリンピアード麻布霞坂 2F | 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線 六本木駅 |
今年1月にオープンしました
カウンターフレンチの『蒼』さんです
お店の名前は『そう』と読みがちですが『アオ』が正しい読み方です(笑)
なんと昨年から今年にかけて
デザインワークスでは
『アオ』と言うお店を3件造りました
当然、全くの偶然なんですが
こう言うの運命と言うか?重なると言うか。。。
正直ビックリなんですけど。。。
1件目は
博多に造りました
『奈良屋町 青』
2件目が
今回アップします
西麻布の『蒼』
3件目は
青山に今年6月にオープンした
『鮨あお』
まあ
いわゆる
アオ三兄弟ですね(笑)
まだ撮影はこの西麻布の蒼さんしかできていないのですが
頑張って撮影し頑張ってアップします。。。
さてこの西麻布の『蒼』
カウンターフレンチなんですが
店の見た目は和っぽいですよね
個人的には和洋折衷にデザインしましたが
オーナーの希望は
『高級カウンター和食の様なガチ和の雰囲気の店』
『オープンキッチン』
この二点だったと思います
オープンキッチンには全く悩まなかったのですが
高級カウンター和食の様なって。。。ガチ和って。。。
でもフレンチだよね。。っていう迷いがありました
オープンキッチンにするとフレンチの厨房機器が見える
和の店のオープンキッチンの店は確かにありますが
高級な雰囲気かと言うと大まかな話しですが
それは違うかな。。。って個人的には思いました
いわゆるカウンター割烹っていうジャンルか
高級居酒屋って言うジャンルな気がするなって。。。。
そしてフレンチの厨房機器が見えると
カウンター割烹って言う側には見えないなと。。。
そう後者の高級居酒屋って言う感じになりやすいな。。。と
別に高級居酒屋が悪い訳ではなく
オーナーのイメージする感じとは違うのではないかなと言う点が引っ掛っていました
そうこうイメージがまとまらない中
ビル側の店舗の解体は進んで行き現地を確認に行った際に
2階専用の螺旋階段を上がって思ったのが
そもそも螺旋階段って和じゃないし
1階の高級鞄店の外観もなかなかの尖った感じだし
2階に和の雰囲気の店舗を造って
ガラス張りの2階建てのこの建物を見た時に
どう見えるのか???って思った時に
高級和のオーダーだからって悩まないで
和洋折衷でいいんじゃないのって。。。
どうせビルは外から見ると固まりとして
和洋折衷に見えるんだし。。。。ってなんとなく思ったり(笑)
やっぱり机でPCに向かって考えても駄目だねって思ったり(爆)
まあそんな訳で早速デザインしてCGチェックで
オーナーはデザインに一発OKでしたので。。。
和洋折衷なこんな店を造る事にしました
まあ和洋折衷って言っても
和よりにウエイトは置いて。。。そんな感じに見えますでしょうか?
オープンしてシェフの料理を初めて食べて
フレンチの技法だけど
素材は和、技法はフレンチみたいな。。。
食事のイメージとしては正に和洋折衷。。。。
うん
店と料理のイメージも相性バッチリだなと確認し
個人的に一安心
お店もオープン間もなく
このコロナ禍でもあるのに
既に予約が年内一杯で。。。。
ちょっとお勧めしてもすぐ行けない店にあっという間に成ってしましたが
それも個人的に
また安心(笑)
飲食店やサービス業に大変辛い時期ですが
自身の関わった店がこの大変な時期にもかかわらず
力強く頑張って行ってくれるのはとてもありがたい事だなと。。。
ココのオーナーシェフにはずいぶん勇気ををいただきました
ありがとうございます。。。