デザインワークスの店舗デザイン事例:作品集
江戸前鮨 英
今回のデザインの中心がこの七福神の欄間。。施主様の元々所有の物です本当はもっと濃い色だったんですが。。。奇麗に掃除されております(笑)左右の格子くらいの色の予定だったんですが。。。
鮨屋 | 15 坪 / テナント |
東京都港区赤坂 | 企画・デザイン・設計・施工 |
生長 弘丞 | 年 |
(左) 奇麗な格子の窓が印象的なフロントが出来ました
(右) 潔いサインだと思います。暖簾をくぐってエントランスに。。
(左) エントランスの床は三和土に一二三石です。。爽やかだと思います
(右) 昼間から夕暮れ時までは障子を通して柔らかい外光が差し込み、空間に安らぎを与えてくれます。
カウンター上の杉の斜網代と北山杉の磨き丸太、今回は突き板も一本の杉から特注で造っています。お店全体のデザインは伝統的な江戸前鮨の造りではないですが、オーナーの希望で京風な数寄屋造りとモダン和の融合で造りました。
個室です。花梨の無垢のテーブルが存在感あります。床の濃い茶のカーペットが空間に落ち着きと安定感を与えてくれます。
(左) 吉野桧のカウンターは宮大工さんの仕事です。。素敵ですね。。この付台。。江戸前鮨の系譜のお店によく見る形です
(右) 聚落壁と秋田杉の建具、障子、北山杉の柱、素材の表情って出しゃばらずにでも空間に匂いを与えてくれますね
実はもっとずっと先にアップする予定でいた
寿司屋さんです。。。
えっ
何で予定変更したかって??
それはオーナーさんに
早っくアップして下さいって言われたからです(笑)
順番的に言うと
まだまだ先にアップしきゃならない物があるんですが
オーナーのそう言うご希望って
初めてなんで。。
じゃあ先に行っちゃいますか。。。。
って事で
アップする事にしました。。
江戸前鮨 英
『はなぶさ』と読みます。。『ひで』じゃ無いです
『ひで』は次にアップする予定です(どうでも良い話しですね。。。)
さて、江戸前鮨って店名で名乗るって
こういう高級路線の寿司屋では珍しいかと思いますが
このオーナーの修業先は江戸時代から6代続く
江戸前鮨の老舗なので
そのオーナーの体に染み込んだ江戸前の仕事に対する
自信の現れと覚悟かと思います。
江戸前鮨ってよく使われる言葉ではありますが
どっぷり看板背負い込むって
大変な事と私は思います
ある意味
文化を背負い込むってことだと思いますから。。。
重いものだと思います
でもココのオーナーは
とても楽しそうに軽やかに仕事をしています
そして話しの端々に
お寿司が大好きなんだと言う事が感じられて
ひとりの鮨好きとしては
カウンターを挟んでオーナーと対峙する事が楽しくてしょうがない
そう言うお寿司屋さんが結構近所に出た事に喜びを感じます
自分のデザインのお店とかそう言う事を越えて
行きたくなるお寿司屋さんが出来た
個人的にとてもうれしいお店の誕生です
ご近所の皆さん
是非、一度脚をお運びください
ミッドタウンの裏
赤坂レジデンシャルホテルの1階です
楽しいですよ。。