デザインワークスの店舗デザイン事例:作品集
寿司バルR/Q
(左) これがそのグラフィック
(右) まあ、違和感無くバルですね
寿司バル | 10 坪/ テナント |
東京都千代田区外神田 | 企画・デザイン・設計・施工 |
生長 弘丞 | 2013年 |
ネタケースが溶け込んでいるのが怖い。。
天井には寿司屋の名残はありますが、バルになっていますよね
(左) このテーブル席は座敷だったんです
(右) でも意外にこの和の洗い出しとか天井の木桟とか、塗っちゃいましたけど(泣)桧のカウンターとか。。いい味出しています
多分、
2013年度のデザインワークスが造った店で
最大のダークホースは
この寿司バルR/Qだと思っています
何となく
普通に写真をサラッと見ると
ごく普通のバルだね。。。って感じですが
良くサインやグラフィックを見ると
違和感を感じられると思います(笑)
だって、寿司とバルって
ちょっと普通結びつかない気がしませんか?????
でも、作っちゃいました(爆)
最初は、私もお話を聞いて
寿司バーを作れば良いんだと
誤解していました。。
ご夫婦でお店をおやりになっているのですが
最初は旦那様からお話を聞きそう思ってしまったんですが
奥様とお話しをしたら
こうなんだと。。頭では理解出来たのですが
実は違和感が私の中に残っていたのも事実だったのです
その打合せの後
当社のデザインした新橋のTOMOSと言う
フレンチバルをご紹介しましたら
一緒に呑みましょう。。。。と言うお話しになり
TOMOSでご一緒に飲みまして
その時に奥様から衝撃の一言が。。
『この店の雰囲気が最高だからこのままコピーして造って。。。』って
言われちゃいまして。。。目の前で話しを聞いていた
TOMOSのオーナーさんに奥さまは『良いでしょ!!』って
許可も取付けられて
いや~
長年この仕事やっていますが
こういうのも初めてだな。。。。って
でも物件は
純粋な古い寿司屋の居抜きなんですけど。。。
どうしようかな?????
あの無垢の桧のカウンターや洗い出しの床とか。。。。
と悩みましたが
施主の夢と希望と現実の狭間で
このような物を作ってみました
凄ーくよく見るとネタケースがありますけど
基本バルです(笑)
グラフィックを見ると
握り寿司や巻物の絵とワイングラスやワインボトルが
踊っています(笑)
この業態。。。どうなんだろうと
造りながらも悶々としていたのですが
なんとオープン初日から
満席
そして、半年以上経った
今も満席
しかも2回転してますし
3回転もする事もある
ウルトラヒット店に。。。
いや。。。。。
わからない物です
既成概念あんまり持たない様にしてはいるんですけど
今回も
オーナーご夫妻に
凄ーく勉強させていただきました
どうもありがとうございました
オーナー
また飲みましょう(笑)